ブログのカテゴリー整理していますか?ブログのカテゴリーって非常に大切で、SEO効果があるんです。どういうものかを有名なブロガーさんのサイトを例にみてみましょう。


有名なブロガー、NOJIさんとマナブさんのブログです。大きいカテゴリーが並ぶ中に、より詳細のカテゴリーが並んでいます。
今回はこのようなカテゴリー整理について詳しくお話していきます。繰り返しですが、SEO効果に関わることなので、ブログ始めたての方は特にしっかり覚えていってくださいね!
ブログのカテゴリー整理はなぜ重要?
ブログのカテゴリーをうまく分けると次のようなメリットがあります。
- 欲しい情報・興味のある情報を読者が探しやすくなる(回遊率アップ)
- Googleクローラーが巡回するときスムーズになる
- セッション時間や回遊率が上がることでSEO効果が得られる
ただ闇雲にカテゴリー整理をすればいい訳でなく、気をつけて欲しいことがあります。それは読者目線でカテゴリー分けをすること。コンテンツがある程度なくてはならないですし、無理に分けて読者の方が迷子になってしまっては逆効果です。
読者の方が必要な情報を探したくなるカテゴリー分け、次々と見たくなるような分け方をして、色々見てもらって初めてSEO効果があります。カテゴリー分けそのものにSEO効果があるわけではありません。読者の目線を忘れないようにしましょう。
親カテゴリーと子カテゴリー
カテゴリーは大きく2つに分類され、親カテゴリーと子カテゴリーがあります。ブログやサイトを訪れた時に、最初の部分(ヘッダー付近)にいろんな単語が並んでいるのが親カテゴリー。親カテゴリーをポチッとするとまた細かく単語が並んでいるのが子カテゴリーです。
親カテゴリーは抽象的な単語を選び、子カテゴリーは詳細に分類した単語が並びます。
例えば「お菓子」が親カテゴリーだとします。あなたならどうやって子カテゴリーを作りますか?カテゴリーは自分で決められるので、これといった正解はないです。
わたしなら「お菓子」に続くカテゴリーをつけるなら「キャンディー」「チョコレート」「焼き菓子」と続けます(どういうブログなんだ…)。親カテゴリーであるお菓子を、キャンディーやチョコレートなどのより詳細な子カテゴリーで分類します。
ブログのカテゴリーを決める
ブログのカテゴリーを分けようと思った時に、以下のようなことに注意が必要です。
- カテゴリーにはSEOキーワードをなるべく使う
- 親カテゴリーは4つくらいにする
- カテゴリー分けは本の目次を意識する
- ペルソナを意識したカテゴリーキーワードにする
カテゴリーは自分で自由に決められると話しましたが、できればSEOキーワードを使った方が良いです。SEOキーワードとは、読者が知りたいことを調べる時に使う単語のことです。
調べ方はキーワード選定ツール(Ubersuggestなど)を使うようにしましょう。無理に使って訳がわからないカテゴリーにならないようにだけ気をつけてください、あくまで読者目線。
親カテゴリーの個数ですが、有名なブロガーさんのサイトをみる限り、4つくらいがいいなと判断しました。4つより多くても良いですが、多すぎると読者の方がみるのをやめてしまう可能性もあります(行動心理学の「選択回避の法則」ですね)。
ブログ始めたての頃は、カテゴリーとタグがごちゃごちゃになると思います、わたしは区別がついていませんでした。カテゴリーは本の目次のようなものでタグは本の巻末にある索引だと思ってください。
カテゴリー分けに選ぶ単語は、専門用語や難しいものを選べばいいというわけではありません。想定した読者(ペルソナ)が理解できる単語でカテゴリー分けをする必要があります。どのような読者を想定してブログを書いているのか、一度見直してみてカテゴリーの単語を選びましょう。
WordPressでカテゴリーを作ってみる
カテゴリーについてあれこれわかったところで、カテゴリーを実際に作ってみましょう。WordPressのダッシュボード、「投稿」の一覧に「カテゴリー」というのがあります、ここをクリック。

ほとんど考えずに分けているので見せるのがお恥ずかしいですが、これを機に分けていってみます。左側に入力する項目がいくつかありますが、これでカテゴリーを増やしていけます。
- 名前:カテゴリーの名前
- スラッグ:英数字で表示、英語で伝わりやすい単語をいれると良い
- 親カテゴリー:親カテゴリーの下に子カテゴリーを作りたい時に選ぶ
- 概要:書かなくてもOK
わたしのブログは、最初は好きな料理のレシピをどんどん書いてましたが、書く内容が変わって「ブログ初心者」向けの内容を書くことが多くなりました。なのでカテゴリーがめちゃくちゃな状態です。
今はとりあえず「ブログ初心者」のカテゴリーに突っ込んで書いていってますが、これをもう少し細かく分類します。

こんな感じになりました。
ブログ初心者の方の手助けになるようなブログサイトにしたいと思っているので、「ブログ初心者」を親カテゴリーに。「ブログ開設」「WordPress」「Web関連用語」を子カテゴリーに設定しました。知りたい内容・目的により近くなっていますね。
洞察力のいい方なら気づいたかもしれませんが、「ブログ開設」「WordPress」「Web関連用語」の前に「ー」みたいな棒がついてるのがわかりますでしょうか。この伸ばし棒みたいなものが、子カテゴリーですよ、という目印になっています。
今回は2段階だけにしましたが、本当は3階層くらいがいいらしいです。もう少しコンテンツの量や質が充実してから分けていこうと思います。
「もう結構記事書いちゃってカテゴリーわけめんどくさいよ…」という方に朗報です。カテゴリーの再分類の操作はクイック編集で簡単に分けられます。投稿一覧の画面にいきましょう。

投稿一覧のところで、各記事のタイトル下に「クイック編集」というところがあるのでクリックするとこのような画面が出てきます。真ん中あたりにカテゴリーがあるので、新規で子カテゴリーを追加したら、チェックを入れて、右下の「更新」を押せば完了です。簡単だ!
まとめ
- カテゴリーはSEOキーワードを意識しながら設定する
- カテゴリーのキーワードは読者目線でわかりやすく
- カテゴリーの仕分け直しは「クイック編集」で簡単にできる
ブログ記事数が多くない時、書き始めはカテゴリーをイメージして書くことは難しいと思いますが、先にカテゴリーわけをしてから項目ごとに記事数を増やしていくのもありです。
カテゴリー分けは読者にとってもブロガーにとってもみやすく、方向性がわかりやすくなるのでぜひ作り込んでみてください。