在宅ワークをやっているとコーヒー飲みたくなりますよね。できれば美味しいコーヒーを手軽に安く。
コーヒーを淹れた時に部屋中に広がる香ばしい香り、口に含んだ時の苦味と旨味、コーヒーって香りも味も、とっても癒しになる飲み物です。
そんな最高の飲み物であるコーヒーが自宅で安くて美味しく堪能できたら、在宅ワークがはかどること間違いなしです。
わたしは毎日コーヒーをコンビニで買っていたんですが、毎日100円ちょっとの出費はどうなのかな、と思っていたのが本記事の発端。コーヒー豆から飲みたい、出費を抑えたいと思ったのがきっかけでした。
そんなこんなで今回はわたしがおすすめしたいコーヒーメーカーを紹介します。
わたしは過去にスターバックスコーヒーで働いていた経験があり、コーヒーに関する知識は多少あります。ある程度情報の信頼性はもてるかと思います。
機能や値段を照らし合わせて、自分にぴったりのコーヒーメーカー選びの参考にしてください。
コーヒーメーカーを選ぶ基準
コーヒーメーカーと言っても使い方や機能性、何を基準にすればいいのか迷うと思います。どんな基準を元に選べばいいかは以下の通り。
- 一度に飲む量
- お手入れの手軽さ
- 抽出の手軽さ
- 音量
- お値段
これらを元に、コーヒーの淹れ方ごとに基準を比較していきます。
コーヒーの淹れ方と選ぶ基準
コーヒーの淹れ方は様々あるんですが、ブログなどの在宅ワークで飲むことを想定して、代表的な抽出方法を紹介します。
- ハンドドリップ
- コーヒーメーカー
- フレンチプレス
- エスプレッソマシン
ハンドドリップ

抽出量 | ★★★★☆ |
お手入れの手軽さ | ★★★★★ |
抽出の手軽さ | ★★★☆☆ |
音量 | ★★★★★ |
お値段 | ★★★★★(安い) |
ハンドドリップは、ドリッパーにペーパーフィルターなどを被せて、コーヒー粉を入れてお湯を注ぐ方法です。
コーヒー粉が水分を吸ってプクプクする様子も楽しめますね。お湯を注ぐ様子や同時にたちこめる風味も楽しみたい方にはおすすめの方法です。
抽出量は1杯ずつなのであまりたくさん飲まない方には丁度良いです。
ハンドドリップは使う機材が少ないので後片付けが楽です。フィルターごとコーヒー粉は捨てれば良いですし、ドリッパーとカップだけ洗えばいいので超手軽。
自分でお湯を注ぐだけなので、静かに淹れることができます。
機材もドリッパーとペーパーフィルターだけですが、毎日飲むならペーパー代がかかるのでジワジワきます。ですが、ペーパーレスもあるのでかなり低コストでコーヒーを淹れられます。
コーヒーメーカー

抽出量 | ★★★★★ |
お手入れの手軽さ | ★★★★☆ |
抽出の手軽さ | ★★★★★ |
音量 | ★★★☆☆ |
お値段 | ★★★☆☆ |
コーヒーメーカーでの抽出は、なんと言っても少ない手順で抽出できるという操作の手軽さ。手間が全然かからないので一番楽です。
「インスタントより美味いコーヒーをただ飲みたいだけなんだ!」という方には一番おすすめの方法です。
1杯から2〜3杯分までの抽出量を選べるものが大半です。
お手入れの手軽さはものによります。コーヒーメーカーを選ぶとなったらお手入れの簡単さが結構重要な項目になります。
抽出はボタン1つで抽出できるものが多いので非常に簡単です。抽出するまで手がかからないのがいいですね。
音量はミルがついている物だと少しうるさいです。あらかじめコーヒー粉だったら、抽出するだけなので音は「コポポポ…」というくらいです。
コーヒーメーカーは価格帯が幅広く、3,000円くらいの物もあれば、20,000円くらいのものもあります。機能や作りによって値段が違います。
フレンチプレス

抽出量 | ★★★☆☆ |
お手入れの手軽さ | ★★★☆☆ |
抽出の手軽さ | ★★★☆☆ |
音量 | ★★★★★ |
お値段 | ★★★★☆ |
コーヒーを粗めに挽いたものにお湯を注いで蒸らし、プレスで抽出する方法です。
蒸らす時間が多少必要ですが、コーヒーの風味を最もダイレクトに感じられます。濃いコーヒーが飲みたいという方におすすめの抽出方法。
ビーカーのような少し大きめの容器になみなみにお湯を注ぎ、コーヒー粉が舞い上がるように淹れると美味しいです。なので、あまり飲まない方にとっての抽出量でいったらハンドドリップの方が良いかもしれませんね。
先程「ビーカーのような容器」と言いましたが、ガラス製のものが多く、そーっと洗わないとならないのでお手入れが面倒に感じることもあります。
プレスする部分にもコーヒー粉が挟まったりするので、気になる方には洗うのに時間がかかるかも。
お値段はハンドドリップほど安くはないですが、安いと2,000円くらいで買えるのでお財布にもやさしいです。
エスプレッソマシン

抽出量 | ★★☆☆☆ |
お手入れの手軽さ | ★★☆☆☆ |
抽出の手軽さ | ★★★★☆ |
音量 | ★☆☆☆☆ |
お値段 | ★☆☆☆☆ |
エスプレッソというのは、コーヒー粉をギュッと圧縮して、圧縮したコーヒー粉にお湯を通して少量のコーヒーエキスを楽しむ飲み方です。
先に言っておきますが、エスプレッソが好き!という方以外にはあまりおすすめできません。簡単に理由をいうと手間がかかる、音量がうるさい、マシンが高価だからです。
また、おちょこのような器に入れてグイッと飲むのが一般的なので、在宅ワークのかたわらに少しずつ飲むには向いてないかもしれません。
全自動を前提に話しますが、スタンパーでスタンプされたコーヒー粉がたまったら捨て、機材のパーツもバラバラで毎回洗うことを推奨されているので、めちゃくちゃ手間がかかります。
一番ネックなのが音量です。種類にもよるかもしれませんが、ものすごくうるさい(笑)。
わたしはデロンギというメーカーで50,000円くらいのものを持っていたんですが、うるさすぎてアパート暮らしには使えませんでした(怒られたことはないですが気が引けて…)。
お値段もものすごく高価です。メーカーにもよりますが、50,000円以上は普通にします。
ここまでエスプレッソマシンのことを散々言ってきましたが、正直なところコーヒー単体を飲むならエスプレッソが一番美味しいです。
濃くて苦いんですが、甘いです。何言ってるかわからないと思うんですが、本当です。凝縮されたコーヒーの成分が少量の水分で抽出されているので、コーヒーのいろんな味わいがたくさん含まれています。
結局どんなコーヒーメーカーがおすすめか
コーヒーの淹れ方を4つ紹介しましたが、結局どのようなものを買うのがいいのでしょう。以下のものを参考にしてみてください。
ハンドドリップのおすすめ
ペーパーレスのものもありますが、やはりペーパーを使って抽出した方が飲みやすい印象です。
高価なものでなくて全然いいので、正直選ぶならデザインと大きさくらいかな、と思います。
ペーパー代を含んでも1杯あたり40円くらいです。
コーヒーメーカーのおすすめ(これが一番おすすめ)
コーヒーメーカーは本当に色々あって選ぶのが大変なんですが、わたしはこちらを実際に購入して使っています。選んだ理由は以下の通り。
- ペーパーがいらない
- 全自動で手間がかからない
- お手入れが簡単な仕組み
- 総じてコストパフォーマンスが良い
1杯あたり30円弱です。
フレンチプレスのおすすめ
フレンチプレスはガラス製が一般的ですが、こちらはステンレス製。
洗っているときにうっかり割れてしまう心配がないので安心です。
他のレビューをみる限り概ね高評価ですが、「金属臭が気になる」というコメントもあったので、香りを大事にしたいコーヒーにとってはちょっとマイナスかもしれません。
使っているうちに気にならなくなるでしょうが、嗅覚が優れている方はガラス製を検討した方が良いかと思います。
1杯あたり30円弱で楽しむことができます。
エスプレッソマシンのおすすめ
エスプレッソマシンといえば有名なのが「デロンギ」です。有名なメーカーなので性能や品質は間違いないです。
ただ、もし購入を検討されるのであれば、中途半端な値段のものではなく、それなりの値段のものが良いと思います。
ミルクスチーマーがついているものもあるので、必要であればミルクスチームがついているものを選びましょう。
また、エスプレッソのことで前述しましたが、コーヒー抽出時の音が結構大きいです。アパートやマンションにお住まいで騒音が心配であれば注意です。
こちらも同じく1杯30円弱でコーヒーを楽しめます。
まとめ
いずれの場合も、お財布事情やお手入れの仕方が選ぶポイントになります。
あまりお手入れや準備に時間をかけたくない場合は全自動コーヒーメーカー一択、コーヒーを淹れるところも楽しみたいならハンドドリップかフレンチプレスがおすすめです。
美味しいコーヒーをお供に、在宅ワークを豊かにしましょう!