こんにちは!
今日は、はてなブログからWordPressに移行する手順をお話しします。
全くWordPressのことがわからない、初めてWordPressデビューする人も手軽にできるように、順を追って説明しますので参考頂ければと思います。
こんな人におすすめ↓
- WordPressを初めて使う
- SEOに強いWordPressで収益化したい
はてなブログ(無料版)からWordPressに移行する方法
大まかに手順は以下の通りです。
- レンタルサーバーを準備する
- 独自ドメインを取得する
- WordPressをインストールする
- はてなブログから記事をエクスポート(ダウンロード)する
- WordPressに記事をインポート(アップロード)する
準備も含め、ゆっくりでも2〜3時間あればできるでしょう。
わたしはPCの扱いがなかなか苦手で専門用語や手順に苦戦したのですが、それでもこれくらいの時間でできました。疲れたら区切りの良いところで休憩なり翌日以降に持ち越しても大丈夫です。
レンタルサーバーを準備する
まずはレンタルサーバーを準備します。はてなブログのみやっていた人はレンタルサーバーという言葉自体聞き慣れないと思います。そもそも、自分の記事のデータは、どこかのサーバー(データの保管庫のようなもの)に入れておかなければなりません。
はてなブログの場合は、はてなブログを運営しているサイトがそのサーバーを用意してくれていましたが、WordPressは自分でブログを運営するので、まずサーバーの準備が必要です。
「そんなこと言われてもレンタルサーバーってどれが良いの?」と思うでしょう。
エックスサーバー一択です。
とても自信満々に言いましたが、わたしはエックスサーバー以外のレンタルサーバーを使ったことはないです。
「じゃあ他のサーバーとの比較できないから良いかどうかわからないじゃん!」と思うかもしれません。以下の理由があります。
- 幾人ものブログの先輩がエックスサーバー推し
- コストパフォーマンスが良い
- 有名なものなので、わからなくなった時の解説記事が豊富
ブログ初心者の方がまず苦労するであろうことが「わからないことがわからない」ということです。しかし、そう言ったことも含めて説明してくれる記事が豊富で、書かれた通りにやれるというのは大幅な時間削減になります。
少し話がそれましたが、エックスサーバーの準備方法を解説していきます。

「エックスサーバー」のホーム画面がこちらです。真ん中にすぐ「お申込みはこちら」とあるのでそこをクリックします。

次にこのような画面になるので、左の「初めてご利用のお客様」というところを押します。個人情報の入力や支払い方法の入力があるので順番に入力していきます。プランは「X10」というもので良いです。一番安いプランでも十分利用に困りません。
たまにサーバー新規契約をするとドメイン無料のキャンペーンがやっているので、そちらでまとめて独自ドメインの取得をしてしまっても大丈夫です。
※独自ドメイン取得については後述します。
個人情報や、サーバーIDなどの保存が必要なので、スクリーンショットを撮ったりメモするなりしておいた方が良いです。
Windowsのスクリーンショット:Alt + PrintScreen、Win + PrintScreenなど
Macのスクリーンショット:Command + Shift + 3、Command + Shift + 4からスクショしたいところを囲う
入力が終わり、レンタルサーバーの契約が完了したら、ログインできるようになります。
サーバー契約をすると、登録したメールアドレスにメールが届き、登録IDなどの情報が載っているので、大切に保管しておいてください。
独自ドメインを取得する
独自ドメインの取得で有名なものは「お名前.com」というサイトがあります。独自ドメイン取得の最安値サイトです。こちらを利用しても良いですが、無料キャンペーンがあればエックスサーバーからそのまま独自ドメインを取得してもOKです。
※独自ドメインとは?
自分のサイトの住所のようなもの。ネットワークという広大な土地の中に、自分の土地を買うようなものです。独自ドメインがあって初めて読者が自分のサイトを見つけることができて、独自ドメインの中にサイトを運営することができます。
今回はエックスサーバーの契約画面から、独自ドメインの取得方法を解説していきます。

エックスサーバーの「お申し込み」というところに「ドメイン取得フォーム」があるのでこちらをクリックします。

下の方に「空きドメイン検索」とあるので、自分のドメイン名を入力して空き状況を確認します(現存しないものであればおおよそ自由に入れてOK、ただし、企業名などは使わない方が良い)。

このように、他の誰ともかぶっていなければ価格提示をされます。登録年数は1〜5年から選ぶことができ、年単位での支払いになります。
自分の考えたドメインの後ろについている「.com」や「.net」などによって値段が異なります。値段が高ければ高いほど良いというわけではありません。一説によると、あまりマイナーなものだと(SEO対策上)よくないとされているので、ほどほどのところをおすすめします。わたしのサイトは「.com」にしました。
あとは取得手続きをして頂いたら無事に独自ドメイン取得完了です。

WordPressをインストールする
あと少しでWordPressの立ち上げが完了します。頑張りましょう!

先ほどのエックスサーバーのホーム画面「ログイン」から「Xserverアカウント(旧インフォパネル)」のところをクリックします。

ログイン画面から、下の方にすすむとこのような画面が出てきます。「サーバー管理」というところをクリックすると以下のような画面に移ります。

右側の「ドメイン」の項目で「ドメイン設定」をクリック。

「ドメイン設定追加」で自分の決めたドメインを入力、追加します。

画面下の「WordPress簡単インストール」のところをクリックし、必要情報を入力していきます。入力が終わったら、右下に「インストールする」とあるのでクリックします。
これでWordPressの初期セッティングが完了しました!長かったですね、お疲れ様です。
これからWordPressの編集画面にログインするときは検索バーで
「http://ドメイン名/wp-admin/」
と入力してログイン画面に移ります。ブックマークなどしておくと楽ですね。

ここまでで色々と個人情報やサイト管理の情報を入力してきましたが、大きく以下の二つはメモするなりスクリーンショットを撮っておくと良いです。
- エックスサーバーのログイン情報
- WordPressのログイン情報
最初わたしは、この二つがごちゃごちゃになって訳がわからなくなったので、何に対する項目かをメモしておきましょう。
はてなブログから記事をエクスポート(ダウンロード)する
次ははてなブログの画面に移ります。

はてなブログのダッシュボード画面から「設定→詳細設定→エクスポート」と進んでいきましょう。

エクスポートが完了するとこのような画面になります。「ダウンロードする」のところを押すと、記事のデータが丸ごとPCに入ります。わたしはMacを使っているのでMacの説明になりますが、Finder→ダウンロードとすすむとそのテキストデータがありました。
これで終わりです。サーバーやらドメインやらと比べると物凄い早く終わりますね。
WordPressに記事をインポート(アップロード)する
WordPressの画面に戻ります。ログインしておきましょう。

ダッシュボードの画面から「設定→パーマリンク設定」のところで、「カスタム構造」を選びます。
入力できる画面があるので、
/entry/%year%/%monthnum%/%day%/%hour%%minute%%second%
と入力して「変更を保存」します。

次にダッシュボード画面の「ツール→インポート」と進みます。「Movable Type とTypePad」というところをインストールします。インストールが終わったら同じところに「インポーターを実行」と表示されるのでそのままクリックします。

こんな画面になります。「ファイルを選択」というところがあるので、ここにはてなブログからエクスポートした記事のデータを入れます。ドラッグ&ドロップで行けますよ。
あとは「ファイルをアップロードしてインポート」というところをクリックしたら完了です。投稿者は自分のIDでもなんでも良いです。
まとめ
いかがでしたか?レンタルサーバーの準備、独自ドメインの取得、はてなブログからWordPressからの移行、物凄い目白押しだったと思いますが無事できましたでしょうか。
こんなに苦労してようやく終わりか…と思ったらそうではなく、実はサイトの引越しが終わったら、一度サイトの中身をみてみてください。
文字や画像の調整が必要になりますし、ブログデザインのテーマも変えたくなります。やることはまだまだ尽きませんが、しっかりやれば必ずSEO対策にもなりますし、より拡張性や自由度の高いブログが作れますので、ぜひぜひやってみてください。