プログラマーって何者か知っていますか?漠然とプログラマーといっても、IT業界自体初めてだったり、プログラマーへの転職を本気で考えていて情報収集の序盤の方のために、プログラマーについて基礎知識をまとめてみました。
本記事を読んでいただければ①プログラマーについての大体がわかる ②プログラマーになるための準備がわかるようになります。プログラマーへの転職に興味がある方はぜひご参考ください。
プログラマーってなにする人?
プログラマーとは、プログラミング言語を取り扱うことでWebアプリケーションやWebサイトなど、Webのいろんなものを作る人を指します。実際にプログラミング言語を使って何かを作る他、出来上がったプログラムが正常に起動するかのテストまでを主に行う業種です。
自分たちの好きなものを作っていいわけではなく、クライアントから依頼を受けてからどんなニーズなのかを相談・企画して作っていきます。クライアントの依頼に対しての企画をつめて仕様書を作るのがSE(システムエンジニア)と呼ばれる人たちがおこない、SEが持ってきた仕様書を形にするのがプログラマー。建築でいう建築士と大工の関係みたいですね。
プログラマーになりたい!と思っている方はなにかしらのプログラミング言語を知っていないといけません。もちろん1つに特化していればいいわけではなく、プログラマーと呼ばれる方々はいくつかのプログラミング言語の知識を持っているようです。
プログラマーは未経験からなれるのか?
結論、なれます。
いや、わたしがまだなれてないのでなんの信憑性もないんですが。いろいろ調べてみた結果そういう結論になりました。無責任に「なれます」と言ってプログラマーになれなかったら悲しいので、以下のことに注意してみてください。
- 年齢は30歳未満か
- ポートフォリオはあるか
- 自分で調べることが苦ではないか
- 自分で勉強しているか
- 継続的に勉強する覚悟はあるか
- やりたいことが明確であるか
年齢についてなぜこのような制限があるのかというと、やはり若い人の方が頭の回転は早い・飲み込みがいい・集中力がある・将来性があるという点で募集段階でふるいにかけている企業がほとんどです。30歳を超えてもなれないことはないみたいですが、結構大変な茨の道のようです。わたしは今その茨の道に突き進もうとしています(苦笑)。
ポートフォリオとは?
ポートフォリオというのは、自作のWeb制作物のことです。Webサイトだったりアプリケーションだったり、なにかしら成果物があるとその人のレベルが分かったり、そもそも何かを作っているという時点でプログラマーという仕事の適性がある程度測れるわけですから、ポートフォリオはあった方がいいでしょう。
自分で調べること・勉強することはプログラマーとしての根本的な適性かもしれません。今の時代、独学できるサイトや教材、書籍は十分にあります。
IT業界はどんどん成長していき新しいものが増え続けて、ユーザーのニーズも目まぐるしく変化・増大しています。変化する時代についていくためには一生をかけて勉強する覚悟が必要になります。
自分で勉強したくなくて、なんとなくその日暮らしで降ってくる仕事をこなすような方には、厳しいようですが向いていない業種だと言えます。逆にその覚悟があるならば、それなりの年収が手に入る資格を半分得ていると言っても過言ではありません。
平均年収が高いんでしょうね。
プログラマーとしてやりたいことを明確に
わたしの経験談ですが、最初にプログラマーになりたいと思った時に困ったことが「なにをやりたいのか」です。Web業界のことなんかさっぱりで、なんとなくプログラミング言語の勉強が楽しいから、という理由で志すようになりました。
採用担当の方の立場で考えてみましょう。採用担当者はどんな人を採用したいのでしょうか。それは当然なにかしら夢ややりたいこと、志をもつ人間の方が採用したいでしょう。漠然と「プログラミングが好きです!テヘッ!」みたいな人、誰も採用しないです。
せめてフロントエンド・バックエンド(あとで詳しく解説します)のどちらがいいのか、企画かプログラムか、媒体はモバイル・PCどちらかを決めるべきでしょう。具体的になれば勉強する方向性や選ぶ会社も絞られてくるので、やる気ががぜん出てくること間違いなしです。
・将来やりたいことの明確性
が重要なんですな!
プログラマーの仕事は大きく2種類

フロントエンドとバックエンド
プログラマーとはプログミング言語を駆使してWebサービスやアプリケーションを作る人と言いましたが正確な表現ではありません(イメージしやすいだろうと思ってこのような表現にしました)。プログラマー(=エンジニア)は2つに分類されます。フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分けられています。
- フロントエンドとは?…実際にユーザーが使うWebサービスやアプリケーションなど、ユーザーの目に見えているところを作る
- バックエンドとは?…サーバーやデータベースの構築など、ユーザーの目には見えないところを作る
わたしたちが日常でWebのなにかしらを使っていると思いますが、ゲームやその他アプリケーションを作ったり、Webサイトのレイアウトや仕組みあれこれを作る人をフロントエンドエンジニアと言います。
サーバーの管理や運用保守、個人情報を取り扱うデータベースなどをいじくるのがバックエンドエンジニア。フロントエンドエンジニアと比べてイメージがしにくいですが、縁の下の力持ちみたいな位置付けですね。
フロントエンドとバックエンドで使う言語
フロントエンドとバックエンドでは、主に取り扱うプログラミング言語が違います。
- フロントエンド…HTML・CSS・Javascript・Reactなど
- バックエンド…Java、PHP、Python、Rubyなど
プログラミングを独学で勉強しようと思ったらこの辺りは最初に知りたかった…。残念ながらこの分類は「プログラミング 独学」とかでググっても出てきてなかったので書いておきます。
わたしはブログを書いている身なので、ブログに関係するPHPの勉強から始めました。また、将来わたしが作ったものが、ユーザーに当たり前のように使われている姿を夢見ているのでフロントエンドエンジニアになりたいと考えています。
上流工程と下流工程とは?
プログラマーを志す上で知っておきたい言葉が「上流工程・下流工程」。もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが基本中の基本の言葉なので説明しておきます。
- 上流工程…クライアントの要望を聞いて作成物のアイデア・プランを出して仕様書を作る工程(SEの仕事)
- 下流工程…SEが持ってきた仕様書に基づいてプログラムを構築・テストをして成果物を完成させる工程(プログラマーの仕事)
今回の記事はプログラマーについてのお話なので、プログラマーが担当するのは下流工程ですね。この流れをみる限りプログラマーはただの作業員のような感じがしますが、決してそのようなことはないみたいです。
わたしの友人がプログラミングに関する仕事をしていて実際に話を聞いてみたのですが、割とフラットにやりとりをしていて各セクションでそれなりに大変みたいですね。いくつかの記事をみる限り上下関係があるとかないとか書いてあるので、会社によるんでしょうか。その辺りは働いてみないとなんとも言えないですが。
上流工程を担当するSE(システムエンジニア)の方ももちろんプログラミングの知識は持っていて、持ちうる知識からクライアントの要望をどのように叶えられるのかある程度プログラムの計画を組んで、本腰入れてプログラマーが完成させるというような流れのようです。未経験からプログラミングの世界に繰り出すときはまずプログラマーの仕事、下流工程がメインになるようです。
プログラマーになるための準備
ここまででプログラマーとはなんぞ?という疑問は解決したと思うので、その理解を踏まえてプログラマーになるための準備をしましょう。
プログラマーになるための勉強方法は、独学かプログラミングスクールに通うの二択です。独学でも正直OKかなとわたしは思っています。いや、まだプログラマーになれていないので信憑性ゼロなんですが(苦笑)。
勉強する力や調べる力の有無、揺るがないメンタル、金銭面の問題で独学かプログラミングスクールかが分かれるでしょう。わたしは金銭面の問題が大きいので独学で頑張っていますが、まあ塾講師やってたぐらいだし勉強は大丈夫…なはず。
独学でアプリを一個作れるかどうかで、スクールか独学かの選択肢が分かれます。ポートフォリオが作れるかどうかが判断基準です。
プログラミングスクールに通う方が断然楽ではあるので、ある程度金銭面で余裕がある方、強い決意を持っている方は先行投資としてプログラミングスクールに通うことをおすすめします。というのも、やはりスクールに通った方がなにをどう勉強すればいいのかレールを敷いてもらえますし、未経験者で一番怖いのが「わからない時に聞けるかどうか」を解消できるからです。
いくら情報がそこいらに転がっているとはいえ、なにがわからなくてそれをどういうキーワードで調べたらいいのかが明確にできないと、未経験者は詰んでしまいます。
それなりの費用がかかりますが、早く最高効率で確実にプログラマーになるのであればプログラミングスクールがいいでしょう。以下におすすめのプログラミングスクールを紹介します。多くのプログラミング解説サイトで紹介されているので信憑性はあります。
CodeCamp
オンラインプログラミングスクールで有名です。オンラインであるので通学の時間が浮くのもいいですし、マンツーマンで教えてもらえることもおすすめポイントです。
プログラミングのオンラインスクールCodeCamp
ポテパンキャンプ
こちらのスクールは転職に特化していること、バックエンドエンジニアとして育成プログラムがあることが特徴です。とにかくエンジニアとして会社に転職したい、という方におすすめのスクールです。普通にお値段高いっちゃ高いですが、数あるプログラミングスクールでは割と安い部類です。
3ヶ月10万円で受講できる転職特化型Ruby実践研修【ポテパンキャンプ】
DMM WEBCAMP
こちらは転職成功率98%という、プログラミングスクール業界トップの業績を誇ります。転職活動が成功しなかった場合は受講料全額返金保証もあり、プログラマーの転職活動に相当の実績と自信があるスクールです。
お値段もそれなりにすることと、プログラミングスクールに通っている間は本当にキツイらしいです。それでも絶対にプログラマーに転職したい方は一番おすすめです。
転職を本気で考えている方向けのプログラミングスクール!【DMM WEBCAMP】
まとめ
- プログラマーは覚悟を持ち、自己研鑽ができる人がなれる
- プログラマーはフロントエンド・バックエンドエンジニアがある
- 最速最短確実にプログラマーになりたいならプログラミングスクールを検討
プログラマーについて大体わかりましたでしょうか。これから伸び代のあるIT業界。人材不足はさらに今後も続くので、これからプログラマーに転職を考えている方はぜひ検討してみてください。
金銭面の問題があったり自己学習で転職が可能な能力があるならば独学、学習環境が優れていて転職成功率が高いことをのぞむのであればプログラミングスクールを選んで、是非とも明るい未来のために転職を成功させてください。