ブログ初心者がWordPressで始めようと思ったら、知っておきたいことの一つが「どのプラグインがおすすめなのか?」ですね。
たくさんあってどれがいいのかわからないと思うので、おすすめのものを機能別に紹介します。必要な機能に応じて見てみてください。
こんな方におすすめ
- WordPressでブログを始めてプラグインをインストールしようとしている
- おすすめWordPressプラグインを知りたい
- 簡単にWordPressプラグインについて知りたい
プラグインの注意点
まずはプラグインについて基本的な知識から説明します。
もう知ってるよ!という方は飛ばして次を読み進めてください。
プラグインとはWordPress特有のもので、ブログサイトの機能を強化するパーツです。
ブログの執筆が楽になったり、難しいプログラミングコードの貼り付けが簡単になったり、それはもういろんな方面で活躍してくれます。
ただし!
注意が必要です。それは、過度にプラグインを入れすぎないということ。
その理由は以下の通り。
- 過度のプラグインをインストールすると表示速度が低下
- セキュリティが弱くなる可能性がある
- 正しく機能しない場合もある
表示速度が遅くなる、というのは、読者が自分のサイトを訪れた時に、サイトページの画面を表示するスピードが遅くなるということです。
表示速度が遅い=ユーザー(読者)のことを考えてないサイト
という風に判断されかねないです。
Web上の全てのサイトは、Googleに評価をされ、特定の単語での検索に対しての答えとして、いろんなサイトを表示しています。Googleからの評価、ひいてはユーザー7(読者)の評価を上げるためにも、プラグインは入れすぎないように注意が必要です。
表示速度の他にも、セキュリティに問題が生じることがあります。
プラグインは人の手で作られたものなので、何かの拍子にセキュリティ上の問題を抱える可能性があります。
最悪の場合、サイトを表示できなくなって操作すらできなくなる、なんてこともあるかもしれません。
ある程度有名で、インストール数も多めのものを使いましょう。
本当にある程度の量に留めておいて、他は自分でなんとかする(CSSやHTMLなどを駆使する)ようにしましょう。
あれやこれやと使っていたら、WordPressテーマやプラグインのかみ合わせによっては正しく機能しないものもあります。混ぜすぎるなキケン!です。
インストールするプラグインの目安は、明確な個数がありません。10個!という人もいれば、100個!という人もいます(さすがにそんな数の人いないかな…?!)。
そう言われると困ると思うので、大体10〜20個を目安にしましょう。10個くらいで困ることはありません。わたしは見てみたら14個インストールしていました。
SEO対策のことを気にしてたら最近何個か増えて、今のところ14個で落ち着いています。
超基本で絶対のWordPressプラグイン
まずこれは特に何も考えずに入れておこう!というやつです。絶対と言っていいほど必要です。
Akismet Anti-Spam(アンチスパム)

その名の通り、アンチスパムのプラグインです。スパムメール(迷惑メール)を自動でブロックしてくれます。
それでいて無料なんだからすごい。いいんでしょうか…いいんです!
All in One SEO Pack

ブログをやっているとSEOという言葉を目にしますが、SEO対策をこの一つのプラグインで色々できますよ、というものです。
詳しい設定は以下の二つの記事でまとめているので合わせてご参考ください。
All in One SEOの一般設定をしてみよう!ブログ初心者にわかりやすく解説【WordPressプラグイン】
All in One SEOの機能管理・XMLサイトマップ・ソーシャルメディアをいじってみる
Google XML Sitemap

Sitemap(サイトマップ)とあるように、サイトの地図のようなものを形成するプラグインです。
サイトマップって何?という方は以下の記事で説明していますので合わせてご覧ください。
BackWPup

このプラグインは、WordPressで作成した設定や記事などのバックアップを簡単に取ることができるプラグインです。
いつでも使うわけではないんですが、WordPress自体のバージョンアップや、WordPressテーマを変更するときやアップデート時に必要になるので入れておきましょう。
文章入力を助ける系WordPressプラグイン
文章入力系は好みの問題です。最初は何もインストールせずに使ってみて、不便があったらインストールするって感じでも良いと思います。
Gutenberg

わたしは結構序盤から使っていたので、なかった場合がどうなのかよくわかりません、申し訳ない。
WordPressのブログは、ブロックエディターという特殊な編集方式です。いくつものブロックがあって、その中に文章を入力し、いくつものブロックが積み重なって一つの記事にする、というものです。
そのブロックエディターの文字入力や編集を助けてくれるプラグインが、Gutenbergです。
※はてなブログなどから始めた方はブロックエディターがキツイかも?
わたしははてなブログからブログを始めたので、ギャップがあって大変でした。
ブロックエディターで入力するようになってからは、こっちの方が楽だなーと感じています。
もし特に抵抗がないのであればこっちで慣れた方が良いとわたしは思います。まあ好みの問題なのでどちらでも大丈夫です。
Advanced Rich Text Tools for Gutenberg

これも名前のまんまの機能です。プラグインGutenbergの編集機能を拡張するプラグインです。
わたしがこれをインストールした理由は、ブロックエディター一個のブロックの中で、一部の文字の色を変更したいと思ったためです。←ちょうどこんな感じ。
Gutenbergだけだとできなかったので、このプラグインをインストールして解決しました。他にも機能が追加されているような気がしますが、Gutenbergとほぼ同時にインストールしたのであまりよくわかっていません(笑)。
今で不便はないので、セットでインストールしてもいいでしょう。
Classic editor

はてなブログなどからWordPressに移行してきた方は、ブロックエディターにびっくりするでしょう。訳がわからないと思います。
改行してスペース作れるのかと思ったら作れず、引用やHTMLの入力も意味不明かもしれません。
そんな方にはこのプラグイン、Classic Editorです。
WordPressも以前ははてなブログみたいな編集画面でした。それがブロックエディターに変わってからまだ歴史は浅いです。
ブロックエディターに慣れなくて困る!という方のために作られた画期的なプラグインなのでおすすめです。
コードの差込などが楽になる系WordPressプラグイン
超初心者の方向けです。とか言いながら、わたしもまだまだブログ初心者なので普通に使っています。
本当にこういう楽なプラグインがあると助かります。コードの挿入が理解できなくて一日潰れたこともありましたが、これらのプラグインのおかげで時間短縮になり、記事作成にあてる時間が増やせます。
Google Analytics for WordPress

ブログの閲覧数などを解析するためのGoogle Analytics、コードの入力どこー!って方におすすめです。
わたしはこのプラグインに出会う前、頑張ってあれこれしてたら3時間進展がなく、たまたまこのプラグインを見つけて使ったら5分で終わりました。
プラグイン様様です。
プラグインの使い方は【ブログ初心者】Googleアナリティクスの使い方まとめ!導入方法も合わせて解説【WordPress用】を参考にしてください。
Head, Footer and Post Injections

こちらはGoogleサーチコンソールや、Googleアドセンスのコード挿入で役に立ちます。
両方とも「<head>タグにコードをコピペしてください」とあるんですが…
<head>タグってなんですか?
ってなります、最初わからないと思うんですよ。その悩みを解決してくれるのがこのプラグイン。
<head>はここですよーというのが一発でわかるので非常に初心者にやさしいプラグインです。
表示速度を上げる系WordPressプラグイン
表示速度を上げるとどうなるかというと、簡単にいえば検索上位に上がりやすくなります(SEO対策になる)。
表示速度が上がったら検索上位になるかというとそうではないです。しかし、表示速度が上がるとマイナス評価を減らすことになるので、これらのプラグインはインストールしておいた方が良いです。
BJ Lazy Load

このプラグインは、読者(ユーザー)が自分のサイトを表示する時に、ブログ記事の文章の他に、いくつかのコードや画像データを読み込んで表示されます。
読み込みを後回しにして良いデータを遅延読み込みにする機能がこのプラグインにあるので、結果的に表示速度が改善されるという仕組みです。
設定もほぼそのままで良いので、インストールしておきましょう。
Imsanity

このプラグインは、アップロードした画像サイズを自動的に適切なサイズまで小さくしてくれる(リサイズしてくれる)という機能があります。
サイト表示の際に、データが重くて表示が遅れる要因の最たるものが、画像データの読み込みです。
画像データが重い=画像の大きさがそもそも大きい or 解像度が高い
のどちらか、もしくはその両方です。
画像は表示された時に粗くない程度に小さい方が良いので、自動で画像サイズを小さくしてくれるプラグインは、ぜひ最初に導入したいですね。
このあたりの話は以下の記事で説明しているので、合わせてご参考ください。
WordPressで画像サイズをそのまま投稿してない?画像サイズ調整はSEO対策になる
WP Fastest Cache

こちらはキャッシュをクリアするプラグインです。
読み込んだ情報はある程度の容量蓄積されます(一度読み込んだデータをキャッシュと言います)。これがたまると表示速度が落ちるので、これらをクリアしてくれるのがこのプラグイン。
とりあえずインストールするだけで良いです。
12個も紹介しましたがどれも必要なものなので、この記事を横目にプラグインをインストールして、快適なブログ作成をしましょう。
WordPress有料テーマTHE THOR(ザ・トール)
・サイト表示速度抜群でSEO対策にもなる
・デザイン機能に優れ、カスタマイズ度◎
・Googleアドセンスなどのコード貼り付けが楽
ブログ始めたての頃の難しい操作を大幅短縮できるので、時短にもなっておすすめです。