WordPress有料テーマTHE THOR(ザ・トール)のカスタマイズについて紹介していきます。今回はSEO設定について解説していきます。
こんな方におすすめ
- WordPressテーマTHE THOR(ザ・トール)を購入して間もない
- THE THOR(ザ・トール)のカスタマイズで困っている
WordPressテーマTHE THOR(ザ・トール)のSEO設定
THE THOR(ザ・トール)のいいところが「SEOに特化したつくり」となっているので、てっきりなにもしなくていいのかと思っていました。
が、違いました(笑)。
過去の記事でプラグインAll in One SEOについて解説した時に得た知識と照らし合わせると、設定する必要がありそうなところを発見しました。
All in One SEOの一般設定をしてみよう!ブログ初心者にわかりやすく解説【WordPressプラグイン】をみた後に読み進めると納得できるかと思います。

外観→カスタマイズ→SEO設定と進むとこのメニューにいきます。早速くわしくみてみましょう。
TOPページSEO設定
トップページの<title>設定は、そのままでも大丈夫です。
必要な設定は、TOPページの<meta description>(メタディスクリプション)というところ。

メタディスクリプションとは、読者が何かを検索した時に、検索一覧がズラーっと並んでいるんですが、そのサイトの説明文に当たる文章を指します。

これのことですね。
メタディスクリプションを設定するとSEO効果があって、なんのことについて書かれているサイトなのかが一目でわかるのでクリック率が上がります。
PCであれば120文字くらい、モバイルであれば60〜70文字くらいが表示されるので、どうしても伝えたい情報を最初の60文字くらいにまとめます。
CSS非同期読み込み設定
ブログ始めたてでCSSとかよくわからない方は、CSSなんて単語みた時点でグエー!ってなると思いますので簡単に。ざっくりいうと、この設定をするとサイトの表示スピードが上がってSEO効果があります。
表示スピード、特にモバイルの表示スピードはSEO対策で結構重要で、それがこの設定で対策の一部分ができるというわけです。

CSS非同期読み込みとは、どうしても必要なところは先に表示させて、読み込みに時間のかかるサイトデザインを構成するコード(CSS)は後回しで表示しますよ、という内容です。
注意書きにもあるように、利用者の通信状況によってはサイトのデザインが崩れることもありますが、記事本文やメニューなんかは比較的早く表示されます。

メインCSSは骨組み部分なのでチェックを入れなくて良いです。
元々チェックがついているところはそのままで大丈夫。
GoogleフォントCSSですが、これはチェックを入れない方が良いです。
通信速度が低速モードの方が見ると、ずーっと画面が白いままになってしまう可能性があるので、チェックはなしの方が良いですね。
SwiperCSSは人によります。説明にある通り、カルーセルスライダー機能を使っている方は、ここにチェックを入れた方が良いです。おすすめ記事とかがスッ、スッとスライドしているデザインのことですね。
YTPlayerCSSに関しても同様です。
imgファイル非同期読み込み
こちらは元々チェックが入っていると思うので、そのままでOKです。
サイトを構成するデータで、最も重いデータが画像データなので、これを外すととても表示速度が遅くなっている、とGoogleクローラーに判断されてしまいます。
htaccess設定

htaccessというのは、意味合いが広いので一言で説明しにくいです。一応説明を以下に載せます。
.htaccessとは、「Apache(アパッチ)」というソフトウェアを使用しているWebサーバーの設定を制御することができるファイルです。この.htaccessというファイルをサーバー内に設置することで、Webブラウザからのリクエストに対して、Webページをそのまま表示するか、別のページを代わりに出すか、表示するために条件を提示するか、というように、どのようにリクエストを返すのかをコントロールすることができます。
引用元:https://digital-marketing.jp/creative/what-is-htaccess/
はい…。サーバーとか知識がないと理解は無理ですね。
とりあえず設定の説明に戻ります。
ブラウザキャッシュを有効にする、これはチェック入れてもいいです。
ブラウザキャッシュというのは、自分のサイトデータがある程度ブラウザ(Googleとか)に保存されていて、その保存されているデータを再利用して表示速度を上げるというもの。
読者がサイトをクリック→サイトのサーバーからデータもらう→読者の元に表示する、という順番でやり取りされています。
これが、サイトのサーバーからデータをもらうという行程が省かれるので表示速度が早くなるってことなんですね。
Gzip圧縮にチェックをいれるのは人によります。
名前の通り、データの一部を圧縮して、読者に表示するデータを小さくして送るよ、という機能です。
データの一部というのは「画像」「PDFファイル」のことを指します。元々画像を圧縮して投稿している場合、Gzip圧縮すると見えなくなってしまうので注意です。
HTML圧縮

一項目だけ…。チェックを入れておきましょう。
ページの表示速度をチェックするツールPage Speed Insightsの参考にも書いてありました。
参考:https://developers.google.com/speed/docs/insights/MinifyResources?hl=ja
やはりお値段そこそこするテーマだけあって、これだけ手軽にSEO対策できるというのは便利ですね。
もちろん無料のプラグインでも同じようなことができちゃうのですが、初心者の方が一からやるのは骨が折れます。
先行投資としてテーマを買ってサクサクと設定できる、と考えると安い買い物なのかな…と思います。勉強した後だとなんか損した気分ですが(笑)。
今回はこの辺でおしまい。THE THOR(ザ・トール)のカスタマイズ頑張りましょう!
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